自分が映画をたくさん観てきた理由は、夜眠くならなかったからです。
もちろん映画をみることで知識が増えるとか、そういうメリットもありますが、
もともとはそんな向上心があって観ていたわけではありません。
眠れなくて観ていただけ。
最近よく考えることがあります。
自分は遺伝子的に夜型人間らしいということです。
夜更かしするから朝起きれない、というのとは少し違うんです。
たとえ疲れていても遅くまで眠れないし、早く眠れたとしても次の日の午前中は
調子がパッとしないんですよね。身体もだるいし、気分も鬱っぽくて最悪。
以前は自分が怠け者で体力が無いだけだと思っていました。
(※怠け者なのも体力が無いのも事実ではある)
ただ、それだけが理由でこんなに辛いんじゃないなって今は分かります。
なぜなら、たとえ睡眠時間が十分でなかったとしても、夕方から夜にかけては
元気でポジティブな傾向があるのです。
体力が無いだけなら遅い時間はもっと辛くなるはずなのに。
要は、自分が持っているリズムというのが、一般的な学校や会社のリズムとは
合わないということなのです。
自分は一日のうちの遅い時間に活動するべく生まれてきたらしいということです。
夜更かしは悪いこと、不健康なことだと先生や親に教わってきました。
おそらく夜型よりは朝型の方が健康的なのでしょう。
ただ、もっと不健康なのは自分に合わないリズムで生活することだと思います。
夜型の人(というか自分?)にとって朝型生活は不可能ではありませんが、
長い目で見ると負担になってしまい、疲労が蓄積する行為です。
蓄積した疲労はいずれ限界が来ます。
自分は長生きできなくても構いません。
でも、生きているうちはできるだけ自分らしくありたい。
自分のリズムで生きたい。
自分みたいな人間は、午前9時から働くオフィスワーカーより、
お店で遅番するほうが身体の負担少ないかもしれません。
夜型で困っている人はそういう仕事の選び方もアリだと思いました。