水深1cmの超個人的映画紹介

映画をざっくりと、ネタバレしない程度に紹介しています。

【定番】スタンド・バイ・ミー【名作】

今さら自分が紹介するまでもないけど、好きだから書きます。

スタンド・バイ・ミー(1986)

 

舞台 :50年代アメリカ、架空の町キャッスルロック

主人公:両親からあまり愛されていない少年

内容 :主人公とその仲間が秘密基地でトランプをして遊んでいると、

    仲間の一人が森に行方不明の少年の遺体があるという情報を持ってくる。

    少年たち4人はノリで死体を探しに行くことに

    「死体を見つけたら有名になれる」という動機で街を出るも、死体がある

    森までの道のりは危険や困難や恐怖の連続。

    非日常の中でそれぞれの人間性や、普段は口にしない本音が表出する。

 

こんな人におすすめ

 

この映画の子役たち凄すぎると思います。

少年たちのバカバカしいノリとか、みずみずしい感性とか、繊細さとか…

ちゃんと大人目線で理解して演じているように見えて、いつ観ても感心します。

子役たちの中で一番有名なのは故リバー・フェニックスかと思いますが、個人的には

コリー・フェルドマンの演技が好きです。ちょっといかれていて救いようのない

少年の役なのですが、憎めない可愛さもあるんですよね。

 

この作品は アメリカのホラー作家、スティーブン・キングの小説が原作です。

スティーブン・キングといえばホラーの大御所ですが、「四季」という非ホラーの

作品を4つ集めた本がありまして、その中の一篇が映画化され「スタンド・バイ・

ミー」となったのです。「四季」の中でもう一作有名な作品があります。そちらは

ショーシャンクの空に」として映画化されています。おそらく、タイトルだけは

聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。ホラー作家でありながら

非ホラー作品が映画化され大ヒットするなんてすごいですよね。

キングの鋭い洞察力や心理描写がいかに優れているかが分かると思います。

映画を観たら、ぜひ小説も読んでみてください。