水深1cmの超個人的映画紹介

映画をざっくりと、ネタバレしない程度に紹介しています。

久々にグッド・ウィル・ハンティングを観てマット・デイモンに痺れる!

マット・デイモン主演の映画、

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちを観たことがあるでしょうか。

 

この作品はなんと、マット・デイモンと友達であるベン・アフレックが共同で

脚本をかいているんです。

イケメンなだけじゃなく、脚本も書けるなんてすごい…。

しかもこの脚本はアカデミー賞を受賞してます。

単純に、すごい。

 

そもそも、マット・デイモンハーバード大学を中退している秀才。

中退とはいえとても賢いのでしょう。

イケメンで、演技もできるし、頭も良いし、最強ですよね。

 

 

 

本作の主人公、ウィルはスラム育ちの不良青年。

清掃のアルバイトをしながら悪友とつるんではケンカして警察沙汰。

そんな彼だが実はとても賢い。

たくさん本を読んでいて、記憶力抜群。そしてずば抜けた数学のセンス。

並外れた学力を持っている反面、悲しい生い立ち故、人との関わりには臆病。

しかしいくつかの出会いを通して少しづつ変わっていくんです。

自分の弱みを直視し、立ち向かう。

 

ウィルに影響を与えた人物の1人が、スカイラーというハーバードの女子学生。

賢くて面白い彼女との出会いはウィルにとって大きな意味がありました。

しかしウィルは人間不信なところがあり、関係から逃げようとしてしまいます。

これ、めちゃくちゃリアル。

おそらく愛着障害というやつだと思うのですが。

本当は相手のことを愛しているのに、捨てられるのが怖くて自分が先に

捨てるという選択をしてしまう…。

 

本当に勿体ないことではありますが、そういうトラウマを持っている人って

意外といる気がします。

ウィルほどの悲しいトラウマじゃなかったとしても、

「どうせ自分なんて」、「相手は魅力的だけど自分はダサいし」、

「いつもフラれるし」、「女(男)なんてみんな同じだ」などの

ネガティブな潜在意識のせいで、自ら関係を壊してしまう人、いませんか。

「自分が傷つく前に相手を傷つける」ことが防衛手段になってしまっている。

これって良くないですけど、多くの人が経験する失敗だと思います。

自分を守ろうとする故、相手を傷つけてしまった罪悪感。

しばらく消えません…。

 

うまく仲直りできたら一番いいけど。

できるとは限らない。

その時は仕方がない。

次に出会う人には素直に、誠実に向き合えばいいんです。

そうやって人を大切にできるようになっていくのでしょうね。

 

何が言いたいかというと!

人間は成長していくなかで、自分の弱みを知っていきます。

きっかけになる事は色々あるけれど、その一つは恋愛でしょう。

恋愛するしないは自由ですが、恋愛すると、ほぼ確実に、

自分のダメなところに気づく場面があると思います。

恋愛しなきゃなかなか気づけないことってあると思うんです。

だから恋愛って失敗したとしても無駄じゃないよ。糧になるよ。という話。

 

 

とりあえずこの作品観てくださいな。

ロビン・ウィリアムズに癒されるから。