こんにちは。
9月になっちゃいましたね。
今週のお題「読書感想文」ということで!
みなさんは最近、読書してますでしょうか。
自分は今、読んでいる本があります…
巷で話題の書、「三体」です。
なんと中国のSF!というかSFの枠を超えた壮大な作品です。
この作品は三部作になっておりまして日本では第一部と第二部(第二部は上下に分かれています)までが出ております。
自分は今、第二部を読んでいる途中です。
SF好きにはもちろん、そうでない人にも読んで欲しい!
この引き込むチカラ、半端ない。
なんて説明したらいいのか分からないけれど、ハリー・ポッターシリーズ並に
世界観に引き込まれてしまいます。もちろん内容は全然ちがいますが(笑)
地球外に知的生命体がいると思いますか?
もし彼らと通信できてしまったら…
どんな未来が待ち受けていると思いますか?
幸せに共存していく…とは限らないですよね。
彼らとどのように関わるべきか、もしくは関わるべきではないか。
人間の間で考えが分かれて、争うようになる。
人と人とが分断されてゆく。
地球外生命体の存在そのものが、人間社会を脅かす。
なんか難しそう…
理系じゃないから話についていけない…って心配はいらないと思います。
(科学への興味が全然無い人にはきつい。でも文系でも理解しようとする
知的好奇心がある人なら大丈夫。)
むしろ、この物語を読むにあたって必要なのは中国への関心かもしれません。
というのも、この作品には文化大革命とか、社会主義とか、現代中国の
社会的・文化的問題とか、そういった事柄が色濃く反映されているからです。
地球外生命体との接触自体はSFっぽい題材ではありますが、
意外と人文社会的な感じ(?)な要素もある。
物語が魅力的なだけでなく、文章も分かりやすくて良いと感じました。
これは日本語訳をしてくださった方の功績も大きいと思います。
訳すのめちゃくちゃ大変だっただろうな…
それから、カバーのデザインがとても綺麗なんですよね。
思わずジャケ買いしたくなってしまうような見た目です。
もう魅力しかない。
まだ読んでない方は本屋で手に取ってみてください。