金曜ロードショー、トトロでしたね。
ちらっとだけ観たんです。
さつきとメイがカンタのおばあちゃんの畑のキュウリ食べてました。
入院中のお母さんが一時帰宅するって嬉しそうに話してました。
いや、口の中のキュウリ飲みこんでから喋ってくれ。
気になって仕方ない…というこの効果。
キュウリを口の中に入れたまんま喋っていて、口を開くとそれが見えることで、
なぜかやたらと印象に残るシーンになっていますね。
(別にそういうのが好きな変態とかじゃないです)
そこへカンタがやって来て、電報を渡す。
お母さんが入院している病院からだ…お母さんに何かあったんだ!
「本家に行って電話貸してもらう」イベント発生。
(首がやたら前に出ている本家のおばあちゃんが無性に気になる)
電話をするさつきの受け答えのなんとしっかりしてること。
自分(成人です)、完全にさつきに負けてる。
普段の自分より、テンパってるさつきの受け答えの方がよっぽどしっかりしてる。
ツラ…。
いや、ほんとにツライのは、昔トトロを観ていたころの自分と、現在の自分を比べて
みると、全然成長していないということ。むしろ退化してさえいるかもしれない。
トトロに限ったことじゃないかもしれませんが、懐かしい作品を観ると、歳月の
流れを感じるとともに自分の不甲斐なさに絶望してしまいます。
私以外にもいるはずです、金曜ロードショーを純粋に楽しめなかった人たちが…。
そういえば都市伝説がありましたね。
実際の事件を元にしているとか、さつきとメイはもう死んでいるとかいう。
トトロを純粋に楽しめる人の方が少ないか。
色々考えると薄気味悪い印象がぬぐえなくなってきました。
トトロって名称もなんか怖く聞こえてくるし。
ビジュアルも可愛いのかよく分からなくなってきた…。
ちょっと謎でどう捉えていいか分からないところが人々の心を掴んでいるんですね。
偉大な作品には変わりない。